コラム
乳がんを早期に見つけるために② ~マンモグラフィ検査について~
◎なぜ健診で必要?
乳がんは日本人女性に多いがんのひとつですが、早期発見なら治療の選択肢が広がり、治療成績も良好です。
健診目的のマンモグラフィは、「自覚症状が出る前」に異常のサインを捉えるために行います。
◎受診の目安
- 40歳以上:定期的な受診が推奨されています(多くの自治体検診は2年に1回が目安)。
- 家族に乳がん・卵巣がんの既往がある方、過去に高濃度乳腺を指摘された方は、検査間隔や併用検査の相談をおすすめします。
※個々のリスクや既往歴で最適な方法は異なります。迷ったら当院でお気軽にご相談ください。

◎検査の流れ(所要目安:15~20分)
1.受付・着替え
2.ポジショニング
(技師が受診者様の体を動かして、お胸を適切な位置にセッティングします。)
3.撮影
(通常は左右×2方向、3Dは装置がさまざまな角度で複数枚撮影します。)
4.画像確認/終了
※圧迫は画像を鮮明にし、被ばくを抑えるために必要です。痛みが強い場合は遠慮なくお伝えください。圧迫の強さは調整できます。
◎安全性と被ばくについて
マンモグラフィの被ばくは一般に低線量で、健康への影響は極めて小さいとされています。3Dを加えると2D単独よりわずかに増えますが、適正管理のもとで検査を行います。
授乳中の方は事前にご相談ください(撮影可否や方法を個別に判断します)。
◎痛みや不安がある方には乳腺超音波という選択も!
超音波は放射線を使わず痛みがない検査で、しこりを見つけるのが得意です。特に若い方や乳腺が発達している方(高濃度乳腺)は乳腺超音波をオススメします。妊娠中や授乳中でも受けることができます。

マンモグラフィ検査と乳腺超音波検査の両方を組み合わせることで、より精度の高い乳がん検診を受けていただくことが可能です。
次回はマンモグラフィについてのよくあるご質問にお答えします。
